尖閣ビデオ流出問題で思うこと

埼玉県川口市では
尖閣事件の映像が納められた282枚ＤＶＤが、
｢ご自由にどうぞ」とダンボールに入れられて置かれていたそうだ。

そんなことしなくても・・・^_^;。

282枚のＤＶＤは自分で買ったのかな。

太っ腹～・・・・^_^;

そんなことしなくても、テレビで何度も見れましたよ。

って言うか、ユーチューブに載せられた民法の番組はどんどん削除されるのに、
ユーチューブの映像をバンバン使っていた民放さん。

ちょっと変よ・・・^_^;

そして昨日、東京・霞が関の海上保安庁広報室には、
ビデオ映像の流出が明らかになった５日、
映像を見た国民からの意見や問い合わせの電話が、
約１００件相次いだそう。

100件・・・意外と少ないんだな・・・と言う感じもしましたが、
その電話の内容は、
｢仮に流出させたのが海保の関係者であっても処分はしないで欲しい」
｢犯人捜しはしないで」などと言う意見が8割だったそうです。

一方で情報管理の甘さを指摘する声もあり、
なぜ映像を今まで公開しなかったのかと言う意見もあったとのこと事ですが、

私は、ビデオが流出した以上、
情報管理の甘さが指摘されるのは当然だし、
決して美化される問題ではないと思うのです。

法治国家である以上、法に反した行為は罰せられて然るべきで、
海保が、あ、そうですか・・・と犯人探しをやめるなんていうことはないはずです。

が、流出させたのは、政府の責任だと。

漏れるべくして漏れた情報だと思うのです。

今回の尖閣事件で、
命を懸けて、体を張って国を守った海保職員の行為が、
政治によって裏切られ、なかったことにされようとしていたのですから。

結果として、漏れたことが良かった。

なぜ、流出させた犯人を見つけることに必死になっている間に、
中国に船長を逮捕しにいかないのか。
中国に抗議をしないのか。

石原都知事も、
「結構なことじゃないですか。私は国民の意識ははっきりしていると思う」と言っています。

そうです。

国民の意識ははっきりしているのです。

ここまできて、政府がすべてを公開できないというのであれば、その理由は何なのか？
なぜ、今まで隠す必要があったのか。
誰が、公開をストップしていたのか。
その真意は・・・
この部分を問うべきだと思うのです。

感情論で言えば、
尖閣ビデオを流出させた人は英雄であり、国民の代表者であると思う。



そして、言いたい。

あれだけ、見せろ、見せろと騒いでいた政治家さんたち。

見たら・・・だんまり・・・デスか？

見て、ちょっとでも動きましたか？